徳島数学談話会開催のご案内

平成28年10月28日

「平成28年度・徳島数学談話会」を下記の要領で開催いたします。 多数の方のご参加をお待ちしております。

談話会概要
開催日時 2016年12月2日(金) 15:30-17:20
会場 徳島大学総合科学部1号館南棟2階数理科学コースセミナー室(2S24室)
(住所: 徳島市南常三島町1-1)
徳島大学常三島キャンパスマップ
講演 [1] 15:30-16:20  日比孝之(大阪大学大学院情報科学研究科)
題目: 格子点と凸多面体

講演要旨:格子点とは座標成分が整数となる点のことである。 頂点が格子点である凸多面体を格子凸多面体と呼ぶ。 格子多角形の面積に関するピックの公式を源とする 格子凸多面体の組合せ論は、可換代数、代数幾何、 超幾何系、計算代数統計などの分野とも関連する。 本講演では、ピックの公式の一般化とその周辺の話題を紹介する。
予備知識はまったく不要。
[2] 16:30-17:20 大山 陽介(徳島大学大学院理工学研究部)
題目:q-差分線型方程式のq-Stokes現象について

講演要旨:微分・差分方程式の解としてしばしば発散級数が表れる。 この発散級数は悩ましい存在だが、新しい数学の源泉でもある。 q-差分線型方程式の発散級数解について、その総和法やStokes現象のq-類似がここ20年くらいで急速に理解が進んだ。 本講演では、2階q-差分線型方程式の中で係数が一次式の場合を例に取って、その大域的接続問題について論じる。

談話会後に懇親会を予定しております.懇親会に参加希望の方は, 11月25日(金)までに,世話人の宇野宛にご連絡をお願いいたします.

                  懇親会概要 
懇親会場 横綱
 時間   18:30から2時間前後を予定
 会費   5500円前後

懇談会世話人(メールアドレス内の[atmark]を「@」に読み替えてください)
宇野 剛史(徳島大学大学院理工学研究部)
Email: uno.takeshi[atmark]tokushima-u.ac.jp
大山 陽介(徳島大学大学院理工学研究部)
E-mail: ohyama [atmark] tokushima-u.ac.jp