テーブル(表)を作る(vtab15を用いて)
vtab は TeX のテーブル(表)をエクセルのような操作で作成することができるソフトです。
使ってみると結構便利なので、紹介します。
次のようなテーブル(表)が手軽に作れます。
- コース共有フォルダの \卒研冊子\卒研関連 の中の vtabr15 に入っています。
一時的に利用するのであれば、フォルダー内の VTabR15 をダブルクリックして起動してください。
手元に置きたい場合には、このフォルダーをコピーすればいいです。
- 下のような窓が現れるので、必要な内容を入力していく。
数式などは $......$ としておくとよい(TeXに貼り付けてからでもよい)
(A)をクリックするとグリッド線が現れる。
- (B)をクリックすると、下記のような窓が現れるので
線を引きたい場所を選び(左クリックしたままマウスを動かす)
線の種類(例えば、左上の「外枠のみ」)をクリックすると、線が引かれる
これを繰り返すと、こんな感じに
- セルを結合したい場合には、結合したい部分を選択して、文字を入力する
上の例では、入力画面からの入力になっているが、単に入力するだけでOK
- TeX のファイルに変換したい部分を選択して、「LaTeX」--「コード生成」
次の窓が現れるので、「tabular環境」をクリック
「クリップボードへ出力」をクリックしすると、生成コードをコピーした状態になるので
TeXファイルの置きたい場所に貼り付ければ、出来上がり。
複雑な表でも、とても手軽に作成できます。試してみてください。
おまけ
テーブル(表)が大きすぎるときの対処法:
- \scalebox を使う(例は全体を 0.8 倍している:0.8 を変えれば何倍にも)
\scalebox{0.8}{
\begin{tabular} ...........
.......... \end{tabular} }
・テーブルを中央に寄せるときには、前後に1行ずつ空行をつけて
空行
\hfil \scalebox{0.8}{
\begin{tabular} ...........
.......... \end{tabular} } \hfil
空行
- 文字を小さくする(手軽だけど、調整がきかない)
{ \small \begin{tabular} .............. \end{tabular} }
・中央に寄せるときには
{ \small \begin{center}\begin{tabular} .............. \end{tabular}\end{center} }