教養教育
- 線形代数学T (社会基盤デザインコース 1年前期)
線形代数学は,微分積分学とならんで大学初年度の数学の2本の大きな柱の一つである。それは線形代数学の理論が,自然科学や工学はもちろんのこと,情報科学や社会科学などの広い範囲で応用可能であるためである。この授業では,線形代数学についての基本概念の理解と,行列に対する計算能力の習得を目的とする。
- 線形代数学U (社会基盤デザインコース 1年後期)
線形代数学は,微分積分学とならんで大学初年度の数学の2本の大きな柱の一つである。それは線形代数学の理論が,自然科学や工学はもちろんのこと,情報科学や社会科学などの広い範囲で応用可能であるためである。この授業では,線形代数学についての基本概念の理解と,行列に対する計算能力の習得を目的とする。
理工学部
- 関数方程式1 (数理科学コース 2年後期)
微分方程式や積分方程式のように未知関数に関する方程式を関数方程式といい,物理学,化学,生物学,工学,経済学など,様々な分野で応用されている。この授業では,1階の微分方程式と,高階および連立の線形微分方程式に対する初等的な解法の習得を目的とする。
- 確率統計学 (電気電子システムコース 3年前期)
この授業では,統計学の考え方を理解して,実際にサンプルデータから結論を導くことができるように,検定と推定の手順を習得することを目的とする。
- 制御概論 (数理科学コース 3年前期)
微分方程式で表現された対象が目標値に追従するようコントロールする理論が制御理論である。この授業では,制御理論の数学的基礎として,微分方程式系の解法と解軌道図の描き方,平衡点の安定判別,フィードバック制御による平衡点の安定化などの理解を目的とする。
- 技術英語基礎2 (数理科学コース 3年後期)
微分方程式や差分方程式に関する基礎的な英語文献を講読し,専門用語の基礎知識を身につけるとともに,論理的に考えて明確に説明できる能力の習得を目的とする。
- 数理科学演習・情報科学演習 (応用理数コース数理科学系 4年)
卒業研究の準備を目的として,学生による輪講形式で,基礎的な文献を講読する。また,研究テーマの選定の仕方,研究遂行の方法,成果発表のための技法などを修得する。
大学院創成科学研究科
- データサイエンス (創成科学研究科博士前期 1年前期)
本授業ではデータサイエンスの考え方と必要となる技能について学ぶ。さらにグループワークを通して同じ問題に共同で取り組み,専門の異なる人とのコミュニケーションをとりながら問題解決を行う。
- 非線形現象解析特論 (理工学専攻博士前期 1年後期)
非線形現象や非平衡現象を記述する微分方程式や差分方程式を対象に,それらの数理モデルの数学的な取り扱いについて学習する。特に,平衡点の安定性や分岐現象,極限周期軌道の存在などを調べるために,いくつかの非線形解析の手法を詳しく扱う。ただし,学生の研究テーマに応じて,内容を変更する場合がある。